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ロサンゼルス研修〔3日目〕

2007年07月06日 ロサンゼルス研修〔3日目〕

6月28日(木)

3日目、CG・Webデザイン科は午後から会社視察だったので、
午前中は買い物やホテルの周りの散策、プールで泳いだりなど
おのおの時間を過ごしていました。

この日見学で訪れたのは「ベイブ」や「ナルニア国物語」など
主に動物やクリーチャー系のCGを得意として制作している
リズム&ヒューズ社です

リズム&ヒューズ社







ここでは2班に分かれて会社内を見学して回りました。
廊下の壁には映画の原画やポスターがずらりと飾られていて
学生のみんなは写真を撮るのに夢中でした

廊下







まず案内されたのはコンピューターが並んだレンダリングルームです。
こちらはパソコンで作ったCGを一枚の画像として様々な計算をして
書き出すための部屋になっています。実際映像となるのはこれら数万枚
の画像をつなぎ合わせているものです

レンダリングルーム







コンピューター内でレンダリングなどの計算をするとき、
非常に熱を持ってしまい機械に良くないので、この部屋ではかなり
強く冷房がかけられていていました。

次の部屋では映画のメイキングを順を追って説明してくださいました。
この会社はハリウッドでも歴史が古いということもあって、
昔からプログラミングで自社のみのソフトを作ってそれを使用
しているので、他には真似できない多彩な表現が可能になっている
そうです

メイキング講座







他にも最近では少なくなってきているフィルム編集室を見学しました
昔はフィルムで撮影してそれを切り貼りして編集を行うリニア編集が
主流でしたが、今は撮影から編集までデジタルで作業を行うところが
増えてきているので、このような場所はけっこう珍しいのでは
ないでしょうか?

フィルム編集室







会社内には作業を行う部屋以外にも立派なキッチンもあって、
このような環境ならばいい仕事ができそうな気がします

キッチン







この見学ルートの中で一番みんなが興味を持ったのは
この部屋ではないでしょうか。映画のキャラクターを
CGで作る上で参考用に立体造形も作るみたいです。
どこかで見たことあるようなキャラクターに学生たちは
たくさんのカメラを向けていましたね( ´_ゝ`)

立体造形ルーム01立体造形ルーム02







立体造形ルーム03立体造形ルーム04







こんな感じでリズム&ヒューズ社の視察を終えました。
こちらの会社での新作映画としましては日本では来年公開の
ファンタジー大作「ライラの冒険 黄金の羅針盤」、他には
「ハルク2」などが制作中だそうですよ

(担当:渡辺)

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