特集!モーションキャプチャー
2011年06月21日 特集!モーションキャプチャー
こんにちわ。蒲田CG科です。
今日はモーションキャプチャーの授業に簡単ではありますが、触れていきたいと思います。
モーションキャプチャーについて説明しますと、実際に自分の動作というのをPCに取り込むことによって、自分自身が動くことによって、3DCGキャラクターの動きを制御する技術です。
こういった設備というのは広いスペースを要求されますし、機材自体は大変貴重なものでありますが、日本工学院のCG科では毎年学生たちがこの設備を使い、モーションキャプチャで取り込んだデータを自分の作品に取り入れています。
さて、モーションを実際に取るにはこのようなスーツが必要です。
このスーツは粘着性があり、人間の主に間接の部分に"マーカー"と呼ばれる丸いボールのようなものをくっつけます。
このマーカーの位置の情報を取り込むことによって、CGキャラクターに移し変えることができるのです。
モーションキャプチャでは実際に自分が演技をしなければならないわけですから、バック転や難しいアクションというのも全部自分たちでやらねばなりませんし、状況によっては、
恥ずかしいほどのキメポーズや、自分でかわいいキャラの振り付けをしなければなりません!
こういうのはやっぱり恥ずかしいと思うのは当然ですが、すべては良い作品をつくるためです。恥じらいは一切必要ないのです!
実際にはこのようにアクターとなる人とそれを演技指導する監督。さらにそれらデータを確認する人といったように分担して行うこととなります。
それでは実際に動きをとっていきましょう。
登る降りるという動作もそれを自分がやる、というのが一番リアルな動きとなっていきます。
ただあまりにリアルな動きになりすぎるのもそれはそれで困る場面というのがあります。
たとえば実際にはありえない空を飛ぶといった動作。
こういったと動きはたとえば椅子を用意してそれにアクターの人を乗っけて滑らすということによって、
擬似的に空を飛ぶ動作を再現することができます。
・・・・なんとも原始的な様相ですが、実はこういった単純な組み合わせというのが意外な効果を発揮したりするのです。
さて、今日収録されたデータというのが自分のキャラクターにどう生かされていきまでしょうか?
次回はモーションキャプチャーのデータを適応したキャラクターについて特集していきたいと思います。
それではまたお会いしましょう!
担当。すたふぃ
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