CGアニメーターを目指す学生のための"演技の特別講義"
2011年07月22日 CGアニメーターを目指す学生のための"演技の特別講義"
今回特集しますのは声優・俳優科の講師の先生による演技の授業です。
パントマイムも実際にしたり、とてもアクティブな授業となりました。
実際問題モーションキャプチャーでなく、Maya上で作業する上では自分自身が動く必要はありません。
たとえばキャラクターで走るモーションをつくりたいとしたら・・・
3DCGのソフトでは「この時間ではこの位置、あの時間ではあの位置」といったように、数値で実際の動きというのを再現します・・。
が。
実はなかなか骨の折れる作業なのです・・。
それにやはり画面だけ見つめてるだけでは"走る"というひとつのモーションを取ってもなんとなく曖昧ものになってしまいがちです。
実はそういうときに役に立つのは、自分自身だったりします。
その場で実際に走ってみれば、腰のひねりや足の高さなど自然な動きというのがわかるはずです。これはとても良い参考資料になるのです。
しかし走る、というのはとても基本的な動きです。CGアニメーターになるには、たとえば二人のキャラクターが対立している様子・・・といったように演技をともなうシーンを作っていかねばなりません。
今回の演技の授業ではこういったように、どのように振舞えばそのキャラクターの感情を表現できるのか、ということを学んでいきます。
担当の先生は熱心に演技のイロハを学生に指導します!
キャラクターというのは声や音だけでなく体でほとんどの感情を伝えられる、そう実感した授業だったかと思います。
恥ずがってしまうかなと思った学生たちも、それを恐れず熱心に授業に参加していました!
ただ、普段は日陰にいるわれわれですから、翌日の筋肉痛だけには注意です。
担当☆すたふぃ
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