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DVDパッケージはこうしてできた!後編(かまた)

2011年12月21日 DVDパッケージはこうしてできた!後編(かまた)

引き続きまして今年度の配布用DVDのチュートリアル的なものをご紹介いたします。

さて、前回までにとりあえずドラゴンを完成させたわけですけど、まだまだやるべきことが多く残っております。

その六 騎士のモデリング

ドラゴン7


実はこのDVDの絵なのですが、ドラゴンをつくっている段階ではどういう構図に、あるいは構成にするのかまったく考えずにつくりました。
まさに行き当たりばったりです。手書きならば許されがたい行為でずか、3DCCIならば後で構図を考える・・それができてしまいます。

想像力に乏しい僕としましては、ドラゴンを先につくる、というのはどうにも避けがたい順序だったのです。

さて、それに従って問題となってくるのは絵としての対比でして、その対比を担うのがドラゴンに立ち向かう騎士となります。騎士に関してはすでに構図が決定しております。

ドラゴンは真正面から来ているわけですから、それに立ち向かう騎士、
つまり騎士の正面というのは今回の絵で見えません。つまり手抜きができるということです。
表を作らず裏側だけつくれば、それで一枚の絵として見えてしまうのですから。


ドラゴン8

実は騎士の正面は真っ裸でした。


人間モデルは以前適当に制作していたものを流用しその体にフィットするような
鎧をモデリングしました。デザインと制作時間は半日くらいです。

素材たち2


そして完成図はこちら。質感は特にテクスチャを描いていません。3DCGソフトにあらかじめ入っている質感を多少アレンジしただけですので、テクスチャを描いた時間というのは0秒なのです。

その七 背景

背景に関してはある西洋絵画に影響され、それっぽく描画していきました。
光と闇が混在する絵というのはテーマがはっきりしている分つくりやすいです。

背景はあまり時間もかかってません。おそらくその日のうちに終わってしまう程度の作業量でしょうか。

背景

その八 レタッチ
さて手描きの背景と3DCGの画像を使って、一枚の静止画として完成させます。
特にドラゴンと騎士はまったく違う方法、違う場所で吐き出された画像なので、それを馴染ませなくてはいけません。
ここではまずは静止画全体の色味を決定することによって作業しやすいようにしました。
テーマとなる色は{赤」です。あとはドラゴンと騎士を暖色系に統一すればよいのです。


その九 完成!


ようやくこれで表紙は完成です。

完成図


慣れていないモンスター系のものをつくったのでそれ相応に苦労しました。
3DCGは直接絵をかくわけではないですから、それほど画力のない僕ではそれらしい絵というのがつくれてしまいます。それに、そこまで深い3DCGの知識も必要としませんでした。


最終的な絵をイメージできる力と基本的なデッサン力、そしてやる気があればこれくらいはできてしまうということですね。
長々と書きましたがこれで終わりとなります。

機会がありましたら、ゲーム科のDVDのチュートリアルもご紹介いたします。それではまたお会いしましょう。


担当・すたふぃ

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