【八王子校】粘土造形
2017年07月20日 【八王子校】粘土造形
こんにちは!八王子校、CG映像科です。
今回は2年生のデッサン授業の様子をご紹介します。
行われていた授業内容は粘土造形です。今回の造形課題は『手』でした。
大まかに形を形成した後、ヘラなどの道具を使って細部を作りこみます。
この日は最終日ともあってほとんどの作品がラストスパートをかけていました。
ポーズのつけ方や指の曲げ方ひとつをとっても学生一人一人に違いがあり、個性が光ります。
課題の制作にあたり『直方体または立方体との組み合わせも可』ということで、こちらも粘土で造形します。
柔らかい手とシャープな四角形の対比を粘土で表現するのは大変そうでした。
数週にわたる粘土造形の授業も終了し、最後は講師の先生による講評の時間です。
完成した作品を評価するだけでなく、次の課題に繋がるアドバイスもしっかり含めて講評してもらえます。
『立体造形の利点は様々な角度から構成(構図)を見て描写することができるところ』というお話が講評中ありました。
構図や物体の影の落ち方・質感の表現を身に着けるためには画用紙と鉛筆を用いた平面での描写のデッサンを行うことが大切ですが、立体物を造形するデッサンでは、自らの手で直接形づくることでより物質の構造や複数のモチーフを組み合わせによる構成の良し悪しを知ることができます。
そしてCG科ではパソコンの中で立体物を造形(モデリング)し、それを一枚の静止画にしたりアニメーションを行うので、平面と立体のデッサンはどちらもCG制作に必要な要素なんですね。
講評後は、完成した作品を各自撮影して無事終了しました。
作品に使われた粘土はまた造形前の状態に戻し、今後の授業で再利用されます。
2年生のみなさん、お疲れ様でした!
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