こんにちは！八王子校、ＣＧ映像科です。
毎年恒例になりました８月のＣＧ映像科OB・OGによる業界セミナーの第２回の様子をお届けします！

今回お越しいただいた卒業生は、こちらの３名です！



上部写真左から
平成24年卒業　増田　啓人さん
（株）amana digital imaging

平成19年卒業　石間　祐一さん
フリーランス

下部写真
平成28年卒業　加藤　理恵さん
スーパートリックゲームズ株式会社

今回は皆さんの企業でのお仕事のお話しや、この学校に入学を決めたきっかけをお話しいただきました。


●増田　啓人さん
・主にTVCMでの実写合成（実写で撮影したメインのものにCGで作成した背景を色味・光などを調整し違和感なく合成する）や、たとえば洗剤の汚れ落ちの様子など、宣伝したい商品の効果がわかるエフェクトを制作しています。他にも、VRやデジタルサイネージを用いた展示映像などのインタラクティブコンテンツの制作にも携わっています。
・昔から映画やゲームが好きでCGに興味がありました。この学校に入学し様々なCGの作業工程があるなか、全て1人でやってみたい！という意思が強かったので、ゼネラリストという職種があることを知りゼネラリストを目指すことにしました。今ではディレクションも任されるようになり、色々なことに挑戦したい人にはうってつけの職業だと思います。


●石間　祐一さん
・実はフリーランスになるのはつい最近のことで、直前まではアニメーション会社でレイアウトとアニメーションの制作を手掛けていました。基本的に絵コンテを参考にしながら作業を進めますが、完成時のカメラワークや細かい動きの描写が必要なシーンに関してはコンテよりも先にCGでのレイアウト業務を依頼されることがあります。
・自分は漠然とCGに携わることができればいいな、という気持ちで入学しました。授業を受けていくにつれてだんだんとCGアニメーターへ進路が決まっていきましたね。関わり方・進み方は人それぞれですが、CGは様々な業界での需要があるので『CGが好き！』という気持ちがあればいいと思います。CGに興味を持っている方がいれば、ぜひ将来一緒に仕事ができたら嬉しいです！


●加藤　理恵さん
・ゲーム内でのキャラクターのモーション付けや、武器のギミック・イベントシーンのアニメーションを担当しています。武器はコンボ攻撃ごとにギミックを変えてみたり、カメラの演出もできるので楽しく制作しています。担当するアニメーションはユーザーが直接操作するものに付随しているので、キャラクターのモーションは作成次第実機で動かしてみて良いモーションが付けられるように都度確認しています。
・私も入学前からゲーム業界に入りたいと思っていたわけではありませんでした。昔から絵をかいたり物を作ることが好きで、CGは様々なところで使われていてこの先も仕事としての需要があると思ったことと、仕事のなかで多くの作品を作れると思いこの学科に入りました。そんな経緯があるので、入学の時点で具体的なCG業界の進路が決まっていなくても大丈夫だと思います。ものづくりが好きな人に向いている学科だと思います。



この後もブログにて随時OB,OG業界セミナーの内容をお伝えしていきます！