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オムニバスジャパン特別講義!

2023年02月24日 オムニバスジャパン特別講義!

オムニバスジャパン
中川 茂之 (なかがわ しげゆき)様が来校されました!

背景
中川 茂之 (なかがわ しげゆき)
VFXスーパーバイザー、コンポジットディレクター、コンポジットチームリーダー


今回は実写CG作品「GARO - VERSUS GARO-」を作例に
「CGの映像作品が出来上がるまで」の流れと
「1つの映像作品にどんな人が関わってできあがるのか」
を説明しながら解説していただきました!
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舞台裏…!
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ドラマ制作ということは、もちろん台本もあって。
CG部から見た台本は、「どんなCGを作ればいいのか」を
予想したり検証したり
ロケハンするスケジュールを決めたりするもの!
たくさんのメモと、マークがありました!
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最後にもあるように、そう!
制作にかかわる人みんながCGを知っているわけではないという…!
しかも分野は多岐に渡りますから
わかるように説明しなきゃいけないこともありますし
すぐに決断を出さないといけないこともでてきます!
仕事としての「コミュニケーション能力」を必要とされますね。

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逆に、CG分野だけ知ってればいいってことでもなく
知っていて損はない、他部署での動き方にも注目!
実写では思わぬところにCGの考えが必要な場面もでてきます。


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そしてデザイナーとしての考え方も。
振られる仕事をそのままこなすだけでもない現場。
場面によっては、本来の方法から違う作り方をしなくてはならない
もしくは違う描画方法にしなくてはならない場面も出てきます。
もし、自分から変更を提案するとき。
自分の考えがいかにこの仕事に貢献できるかを
アピールする必要があって。
=就職活動における自己PRはこれにあてはまるとのことでした。

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多くの制作スタッフと、多くの技術、そして時間との勝負の中で
いかにクオリティの高いものを出せるかの中には
他部署への理解力もあるとものづくりでは有利になるかも。



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それは就職活動、学生中の自主制作でも課題でも一緒のこと。
限りある時間の中で「何を達成したいのか」を明確にすることから
クオリティアップのための活動が見えてくるのとのこと。


これからの学生生活や課題、制作活動に
この特別講義が支えになりますように。

オムニバスジャパン 中川 茂之様
今回は貴重な作成例と時間をいただき
ありがとうございました!

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